古/いにしえの面影       其の九百七拾七

怪しい親爺輪っぱの会 別館 一人歩き編です。

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撮影日  2009年12月01日 火曜日
アップ日  2013年08月21日 水曜日
奈良県天理市ポタ桜井市金屋~三輪(平等寺)

平等寺(びょうどうじ)は、奈良県桜井市三輪にある曹洞宗の寺院。三輪別所ともいう。
本尊は十一面観音である。かつては三輪明神(現・大神神社)の神宮寺であった。
伝承によれば、聖徳太子の開基、慶円の中興とされている。
『大三輪町史』は、平等寺以前の大三輪寺遍照院の存在から空海開基説の存在も述べている。
平等寺が前述資料に明確に現れてくるのは鎌倉時代以降であり、初見は「弥勒如来感応抄草」の1236年(嘉禎2年)である。
同書によれば慶円によって、三輪神社の傍らに真言灌頂の道場が建立され、その道場が「三輪別所」であった。
この当時、平等寺が存在して「三輪別所」と呼称されており、
その後比較的早い時期に「平等寺」という寺号で呼ばれることとなったことは確実であり、
これが、現在史料で明確に確認できる最古の例である。

鎌倉末期から明治の廃仏毀釈までは、三輪明神の別当寺の地位にたっていた。
一方で、「大乗院寺社雑事記」には、興福寺が平等寺に御用銭を課していることが見られ、
大和国の他の寺院同様、興福寺の末寺でもあった。
また、同時に修験道を伝えていたことから、醍醐寺との関係も保持していた。
そのため、内部に「学衆(興福寺大乗院)」と「禅衆(醍醐寺三宝院)」という、
二つの僧侶集団が作られ、両者が共存する関係にあった。
室町中期には、禅衆と学衆が激しく争ったことも、「大乗院寺社雑事記」には描かれている。
江戸時代には、興福寺の支配を離れ、真言宗の寺院となりつつも、修験道も伝えていた。
朱印地の石高は80石。また、伽藍配置は、江戸時代の絵図により知られる。
それによると、三輪明神の南方に慶円上人開山堂のほか、行者堂・御影堂・本堂・一切経堂など、
複数の堂舎が存在したことがうかがわれる。

1868年(明治元年)、神仏分離の太政官布告が出される。
これにより、1870年(明治3年)には、平等寺は三輪神社の神官が管理するにいたり、
堂舎は破壊され、平等寺は廃止となる。
1959年(昭和34年)の『大三輪町史』編纂の段階では、「現在は、その伽藍は存在せず、
わずかに塔中の石垣のみが遺跡として存在するとともに、
主たる仏像は翠松寺に移されているような現況である」とあるように、
堂舎は存在せず、一切の建物も残っていない状態となっていた。

1977年(昭和52)、曹洞宗の寺院、「三輪山平等寺」として再興した。
永平寺副監院丸子孝法によって現在は伽藍も復元されている。


(Wikipediaより)

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JR桜井線越えて

※バックに三輪山望んで~

式内大社の石標

※一の鳥居の横の建物は
天理教の教会です。

手水?
湧き水でしょうか?

※先の杜は~

参道の周りは
風光明媚な地区です。
喜多美術館入り口

※奈良の神社によくある拝殿の形。

崇神天皇磯城瑞籬宮(しきみずがきのみや)跡

※狛犬は
なにわ型

境内地

※突き当りは
山の辺の道

石畳

※三輪山境界石

山地と平地との界

※金屋の石仏
石棺の蓋だそうです。
右が釈迦如来像、左に弥勒菩薩像

釈迦如来像

※弥勒菩薩像
 
収納庫です。

※新旧ロード休憩中

シクロクロスバイクで来たらと~プーさん
ランドナーが良かったと~私

※喜多美術館裏側

野辺道を戻ります。

※山の辺の道

秋の名残色~



自転車には有り難いコンクリ舗装

※赤門
向こうに鴟尾が見えます。

赤門の正面に本堂



綾錦の境内

※本堂

綾錦の欠片

※境内図

此の伽藍が
破壊されていたとか~
廃仏毀釈の嵐が吹き荒れたんですね。

※聖徳太子像

三輪山扁額

※鐘楼

大和国第81番霊場
元 三輪寺(神宮寺)

※マスコット的
三毛猫

献灯も~



不動堂

※見返って~

鴟尾(しび)とは、瓦葺屋根の大棟の両端につけられる飾りの一種である。
訓読みではとびのおと読む。沓(くつ)に似ていることから沓形(くつがた)とも呼ばれる。

寺院・仏殿などによく用いられる。後漢以降、中国では大棟の両端を強く反り上げる建築様式が見られ、
これが中国などの大陸で変化して3世紀から5世紀頃に鴟尾となったと考えられている。
唐時代末には鴟尾は魚の形、鯱(海に住み、よく雨を降らすインドの空想の魚)の形等へと変化していった。
瓦の伝来に伴い、飛鳥時代に大陸から日本へ伝えられたと見られている。
火除けのまじないにしたといわれている。材質は瓦、石、青銅など。
((Wikipediaより)

※紅葉満開!

二重塔釈迦堂

※秋色満開!!

大きな釈迦足跡

※資料によれば
金屋の石仏も境内に在ったとか。

ニャンコがハイポーズ!

※三輪明神へ直ぐ
やはり、持ってるものはUPして
資料的に残さねば…
気を抜いたらあきません~
何時のが出てくるか判りまへんで!
袖すり合うも他生の縁~
いつまで知った景色があるのやら。。
頑張ってボチボチ更新中…^^;
古の人の息吹を感じながら~
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