清滝峠(きよたきとうげ)は、大阪府四條畷市に位置し、生駒山地を越える標高245mの峠。
古代から往来のあった由緒ある峠。
当時の峠は少し離れた地点で、そこには1336年建立の五輪塔が立つ。
付近の飯盛山には飯盛山城が築かれ、南北朝時代の古戦場である。
大阪府と奈良県を東西に直接結ぶ道路の峠では、最も北側に当たる。
なお通過する国道163号(清滝街道)は両府県を結んではいるものの、峠一帯は大阪府域。
奈良県との府県境は、東へ峠を降りた国道168号沿いにある。
昭和初期にこの峠を越える鉄道路線を東大阪電鉄という鉄道会社が計画していたことがあるが、
世界恐慌に巻き込まれたことや当時は技術的に無理があり鉄道が敷設されることはなかった。
現在は国道163号が清滝トンネル(1990年開通、延長1110m)で抜けるが、更にバイパスとして清滝生駒道路を建設中。
清滝トンネル内は西側への下り勾配で、歩道も整備されている。
峠西側から望む大阪平野の夜景は絶景。
旧国道は現在も残り、トンネル無しで峠を越える。
旧国道は二輪車通行止めである。
(Wikipediaより)
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