其の九百拾五
怪しい親爺輪っぱの会
別館 一人歩き編です。
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撮影日 2008年02月11日 月曜日
アップ日 2013年06月21日 金曜日
8月第一土曜・日曜/兵庫県篠山市波々伯部/波々伯部(ほほかべ)神社
丹波篠山の旧市街地より京都方面へ向かい8キロ東に鎮座する波々伯部神社。ここの祇園祭(祇園さん)に、
氏子8集落からだんじりが出る。
だんじりは京都祇園祭
の山鉾を摸した雅なもので、見送り幕も豪華で美しく、8台のうち2台が船型の曳山である。
だんじりに乗り込む囃子方は主に子供がつとめる。
昔は三味線も入ったそうだが、今では笛、太鼓、鉦の祇園系の囃子を奏する。
宵宮のだんじりは周囲に提灯が飾られ、日中各地区内を曳く。午後6時頃より神社境内に曳き入れ横列。
ここで神社よりいただいた灯を各だんじり最上部の提灯に灯し、周囲の提灯にも点灯されると1台ずつ宮入となる。
本殿前で御祓いを受けただんじりは、若衆により勇壮に練る。夜9時頃曳き別れ。
翌日の本祭りは、午後1時頃よりだんじりが神社へ入る。
神事の後、猿田彦を先頭にホラ貝、獅子頭、踊り子などの行列が御旅所へ向けて出発、
8台のだんじりがあとに続き、田園風景の広がるのどかな畦道をゆっくり進む。
御旅所は神社より600メートルほど離れた場所にある小さな社で、一行が到着して神事ののち、
少し休んでまたもとの道のりを神社へ戻る。
渡御終了後は神輿神事。神輿は3基あり、以前は御旅神事の行列のメインとして加わっていたが、
現在は1基のみが境内で暴れ回る。
この祭礼では珍しい「おやま」の行事が3年に一度行われる。
竹で骨組みを造り、麻の幕でおおった造り山で、
中心に芯柱を貫き頂点に松の依代を配す。
全体が瓜の形に似ており、「きうり山」とも呼ばれる。
正面上部に方形に穴が開き、この舞台の両脇に松の「カンザシ」が付く。おやまは東と西の2台あり、神輿神事ののち、
1台ずつ鳥居から参道を通り本殿前に勢いよく曳き入れる。
ここで古くから伝わる計12体の「デコノボウ」と呼ばれる簡素な能人形の芝居が奉納される。
デコノボウの人形芝居は極めてシンプルで、あまりのあっけなさに思わず笑いが洩れる。
「丹州波々伯部祇園社神事山之能次第」によると外題八曲があり、現在ではそのうち2題を各おやまで演じる。
おやまは公開の年ごとに組み立てられ大量の竹を使うが、最近では丈夫な竹がなかなか採れず、
一度採取してしまうと3年は竹の生長を待たなければならないとの理由もあり、3年毎ということになったそうだ。
「波々伯部神社のおやま行事」は国選択無形民俗文化財に指定されている。
(日本の曳山祭りHPより)
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平安時代に
波々伯部村が京都の祗園社へ寄進され
荘園・波々伯部となり
祇園社を勧請され
丹波の祇園さんと呼ばれた。
山車の宮入りと
12体の木偶(デコ・県民俗)
操り人形奉納(文楽の原型)
※大きな欅?の
枯木
現代の欅
※参道も~
県社だったんでしょうね。
※何用の石段?
杉並木の長い参道~
山車が並ぶと荘厳ですね。
※雪も残っています。
嘉永五年銘
※参道見返って~
※木製火袋
立派な拝殿舎
後ろの森も取り込んで…
※
本殿舎
※木彫が綺麗
社紋
※鬼瓦
角が無い~
ユニークな意匠
これも鬼瓦?
※
航空路の真下
西へ~九州?沖縄??
※『おやま』と『でこのぼう』
祇園祭のような~
おやま( 胡瓜山)
でこのぼう、えかき
※平安時代当時の京都の文化の息吹が
地方に残っているんですね。
※
おひねり
(笹守り)
※社務所
茅葺きだったんでしょうね。
雪かきご苦労さまです。
※ウットリします~
大きな杉が目を引きます。
※
手水の龍
※
気を抜いたらあきません~
何時のが出てくるか判りまへんで!
袖すり合うも他生の縁~
いつまで知った景色があるのやら。。
頑張ってボチボチ更新中…^^;
古の人の息吹を感じながら~
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